最近の中ではトップクラスの恐怖だったかもしれない。
僕はヘビが好きだ。
小さい頃に飼育した経験がある。
大きくなった今でも、大型の爬虫類やヘビ飼いたい気持ちは強い。
だが、飼えない理由がある。
それはヘビのエサだ。
小さい頃に飼っていたシマヘビは、同じ爬虫類であるカナヘビを食べたので、よく捕まえてあげていた。
僕は今、都会に住んでしまっているし、そう簡単にヘビのエサを野生で捕まえられない。
では、ヘビを飼っている人たちはどうやってエサをあげているのだろうか?
爬虫類ショップに行ってみた。
ヘビのエサのコーナーがあったので、みてみた。
白い業務用の冷凍庫があった。
その中にヘビのエサがあるらしい。
開けてみた。
すると、大小問わず、冷凍のネズミがたくさんいた。
僕は驚いた。
怖かった。
そうなんだ。
僕はヘビは好きなのに、ネズミが苦手なのだ。
ゴキブリよりも。
去年、ゴキブリを割とたくさん殺したが、ネズミは殺せない。
殺したけど。
殺したら、その死体どーすんの?
前置き長すぎたけど、今回はネズミの話。
朝、僕はゴミ捨てにマンションのゴミ倉庫にゴミを捨てに行った。
すると、ネズミがゴミ倉庫に入るのがみえた。
都会でネズミは珍しいものではない。
繁華街でよく見かける。
僕がゴミ捨てたいのに、ゴミ倉庫にネズミがいたらゴミが捨てられないと思い、管理人さんに相談に行った。
すると、管理人さんも困っていた。
管理人さんも朝から、そのネズミに困っていたようだった。
僕と同じでネズミが苦手らしい。
害虫処理を依頼しようか迷ったけど、一匹だし、お金もかかるし、とりあえず、僕が追い払おうと決意した。
ネズミは大阪で何度も見ている。
大丈夫だ。
昔ほど、怖いものではない。
そう思い込んでいた。
管理人さんと二人でゴミ倉庫に侵入した。
パッと見る限り、ネズミはいない。
ゴミ倉庫には生ゴミが入っていそうなゴミ袋が7、8個あった。
それをネズミが食べているかもしれないと思い、恐る恐る管理人さんがゴミ袋をどけ始めると、それは出た。
ピョン!!
ネズミがジャンプしたのだ。
僕はびっくりした。
そのネズミの大きさに。
ドブネズミだ。
ドブネズミはジャンプをして、またゴミ袋の中に隠れた。
管理人さんは恐怖でゴミ倉庫から飛び出してしまった。
正直、僕もそうしたい。
だが、僕の頭の中で思った。
気持ち悪い。
怖い。
だけど、客観的に見ると、そんなに大したことではない。
だって、クマが襲ってきているわけではない。
命の危険があるわけではない。(たぶん。ペストもってたらどうしよう。)
こんなやつを追い払えないでどうする。
僕はゴミ倉庫に置いてあった傘を取り出した。
置いてあるゴミ袋を叩き、ネズミを威嚇した。
それでも出てこないネズミ。
なんか腹が立ってきた。
こんなとこ抜け出して、早く手を洗いたいのに。
僕は素手でゴミ袋を全てどけ始めた。
すると、たまらずネズミが出てきた。
高速で出てきたネズミはゴミ倉庫から出ていくかと思いきや、僕の足に体当たりしてきたのだ。
ドン!!
ネコのように大きなネズミ。
重さを感じた。
僕に体当たりをかました後、ゴミ倉庫から逃げ出していった。
もう、心拍数半端ない。
やっぱり害虫業者に頼むべきだったかと後悔した。
かなりの恐怖を体験してしまった。
今晩、寝れないよ。
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