昨今、世界的に株価は上昇している。
でも、日々生活している人たちがその恩恵を受ける可能性は低い。
一部の富裕層、投資家たちだけだ。
年金額もどんどん減少、支給される歳も引き上げされる。
仕事をし続けなければ、生活することはできない。
それでも。
「大きなお金があれば、すぐにでも仕事辞めるのに。そんな好きで働いている人なんかいるわけないじゃん。」
僕が一緒に働いている50歳の同僚が言っていたセリフ。
僕はちょっと心に引っかかってしまった。
ホントにそうなんだろうか?
それって、宝くじで一億円当たったら仕事やめますと一緒の意味なんだろう。
そういう人たちって、ホントに仕事がなくなった後のことを考えているのだろうか。
仕事がなくて、お金に困っていない世代。
団塊世代の企業年金で生計立てている人たちかな?
または当時の郵便局の金利で生活している人もいるよね。
郵便局に定額貯金を大きなお金をしていれば、金利が何10%になった時期が昔あったみたい。
それで毎月、何十万かもらっている人がいる。
今じゃあり得ないけど。
僕はその人たちが全然楽しそうに見えないんだ。
時間を持て余している感じがして。
テレビが友達って言っていたし、なんか悲しい。
お金があったらいいに決まってるんだけど、それでも満たされないこの感じはなんなんだろう。
僕が決めているのは、お金があるなし関係なく、動き続けること。
常に社会の役に立つこと。
働けば、それだけ税金を納めることができる。
それが社会貢献につながる。
世の中が循環している。
その中に僕がいるって考えるだけでなんか気持ちいいんだ。
恋人も友達もいない僕でも、社会には認められていることになる。
少数の親しい人よりも、大きな社会の歯車の方を僕は取るみたい。
だから、恋人も友達もできないんだね。
社会のみんな僕みたいになっても、社会は回らない。
僕みたいな人ばっかりだったら、消費が動かなさそう。
お金が欲しいって望んでいる人たちは、何か買いたいものがあるんだろう。
宝くじが当たったら、仕事辞めるっていうわかりやすい考え方だ。
僕の方がめんどくさい人間だということみたい。
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