最後にみせるおじさんの本性に怒っている僕。

浮気とかもそうだけど、そっち系のウソってホントムカつく。

「俺が前、仕事って言ってた日は男と会っていた。」

とかいうのが、後々になってわかるとなんでこんなに嫌な気持ちになるんだろ。

僕がこの5〜6年の間に嫌な気持ちをしたおじさんは二人。

飲み屋で仲良くなった出張で大阪に来ていたおじさん。

顔は男前でヒゲも生えていて、年上好きの若い子たちからモテるだろうと思っていた。

珍しく僕なんかと遊んでくれて、花火大会に行ったり、昔ながらの大阪の街を歩いたり、京都に行ったりもした。

僕の家で遊んだり、その人の家にもよく遊びに行った。

僕とその人の関係は付き合っている関係ではなく、友達という関係だった。

いわゆるセ◯レ。

ホントは付き合いたいくらい気になる人ではあったんだけど。

その人と仲良くしている時は、すでに山本さんに片想い中だったから、山本さんの話はよくしていた。

僕がその人ともう一歩仲良くできなかった理由が二つ。

井戸沢さんに裏切られた傷がまだ残っているような気がして、僕が傷つくのが怖かったこと。

もう一つは、その人と出会ったゲイバーで僕はおじさんとなら誰でも仲良くするよって感じで行ってたこと。

真面目に一途ってキャラを演じにくかった。

ホント不器用な僕。

僕は傷つくのが怖かったから、おじさんには余裕のある演技をしていた。

「大阪の良い若い子がいたら応援するよ。僕が紹介してあげる。」

「最近、良い出会いあった?大阪の若い子はどう?」

「全然、遊んでないよ。誰も若い子相手してくれないよ。」

このルックスでモテないなんて、不思議だな〜と思っていた。

それから2〜3年が経って、おじさんは転勤になった。

僕は引っ越しの手伝いもした。

おじさんの家を片付けて何も無くなったから、僕の家で数日泊まり、それから大阪を出ることになった。

最後だったからいつもよりたくさん話した。

「どう?大阪は楽しかった?」

「あっという間だったね。楽しかったよ。リョウタくんとも出会えたし。」

「僕なんかはどうでもいいよ。あんまり若い男の子たちと遊べなかった?」

「うん。たくさん遊んだよ。海に行ったり、京都に行ったり、奈良に行ったり、和歌山に行ったり。USJに行ったり。」

「あっ。すごい満喫してたんだ。」

「リョウタくんとは全然遠くに行かなかったね。エ◯チの上手な子もいて楽しかったね。」

いや、京都には行ったんだけどな。

なんでこんなにイラつくんだろ?

このクソジジイは。

僕はあんまり腹が立ったので、大阪から別れてからは一切連絡を取っていない。

次のおじさんは、一年前よく電話していたおじさんだった。

若い子好きのおじさんは、けっこうエ◯チな話をすることが多い。

下着の中の話ばかり。

僕はそういう話嫌いじゃないけど。

電話のおじさんはエ◯チな話は一切しなかった。

「俺はね、体の関係だけっていうのがつまらないんだよ。ちゃんと付き合わないと、抱き合っても楽しくないからね。」

その点に関しては、僕も同じ意見だった。

好きになった人と抱き合いたい。

だから僕はヤリ目的や発展場に興味がないんだ。

そのおじさんと同じ意見だと思っていたのに、最近の電話で驚愕した。

「お久しぶりです。お元気ですか?リョウタです。」

「リョウタ久しぶり。」

「良い若い子と出会えましたか?僕は全然山本さんとうまくいかないです。」

「えっ。リョウタに言ってなかった?俺、付き合っている彼氏いるよ。」

「あっ。そうなんですか。おめでとうございます。」

「一年前はリョウタも狙ってたんだぜ。でもおまえホントガード固いよな〜。慎重過ぎるよ。」

「そんなことないですよ〜。」

「俺も今の彼にしてから、ナイモンのセ◯レ8人、全員とお別れしたから。」

「セ◯レとかいたんですね。」

「そりゃいるよ。俺、モテるし。」

何このパターン。

最初に言ってること忘れてんのか?

このジジイども。

逆だったらいいけど、このパターンすごくムカつく。

騙されている感半端ない。

僕のこのムカつきはどうなるの!!

エナジーショット放っとこ!!

ドン!!

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