恋愛において、やきもちを焼かないのは恋愛ではない。
といっている方がいた。
その件で僕は嫌思いをしている。
昔付き合ったおじさん「井戸沢さん」だ。
彼は相手に嫉妬させるのが何よりの快楽だった。
嫉妬させることにより、より自分を求めてもらうよう仕組んでいたからだ。
僕は単純バカだから、その手口にまんまと引っかかった。
嫉妬が一度始まると止まらない。
寝ても冷めても考えるのは、井戸沢さんと関係をもった相手のことばかり。
井戸沢さんが憎いのか、相手が憎いのかよくわからなくなってくる。
ただ、まともに睡眠すら取れなくなってくる。
腹の中からじわじわ怒りが湧いてくる。
この怒りをどう鎮めることができるのか。
目の前に井戸沢さんがいれば、有無を言わさず、レ◯プだ。
泣き叫ぶ井戸沢さんを無理矢理丸裸にする。
目の前に解消する相手がいなければ、どんどん怒りは溜まっていく。
ホント愛情は簡単に憎しみに変わる。
憎しみから殺意にも変わる。
女の子の中にも、男を嫉妬させて楽しんでいる人をみたことがある。
いつか刺されるんじゃないかな?
ストーカー殺人かな?
大袈裟ではないと思う。
相手が僕みたいな恋愛弱者だったら、その可能性は高い。
だから嫌だな。
人の心を弄ぶのは。
もし、僕が片想い中の山本さんに嫉妬されたら。
「すーちゃんはいつもおじさんにばかりいい顔しやがって。俺だけをみてほしい。」
えっ。
そんなん言われたらキュン死する。
これが嫉妬される快楽ってやつ!?
ダメだダメだ。
井戸沢さんのような人間にはなりたくない。

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