コロナのせいか、暑さのせいか、バイト先がひま。
あんまりひまだったので、外の道行く人を眺めていた。
すると、次第に僕の好みの男性を発見する。
「えへへ。うまそうなオヤジ。脂がのっているだらしない腹。年甲斐もなく、ハーフパンツ。短髪。そそられるぜ。」
僕が上も下もヨダレをたらしていると、そのオヤジもどこをみていた。
どこみてるんだろ?
どうせだったら、僕をみろよ?
男性の目線の先は、薄着の若い女性だった。
ずっと、凝視している。
女性に気付かれるんじゃないか?
ってくらい凝視している。
キモッ。(僕は人のこと言えない。)
その女性はオヤジから顔をそっぽむいている。
気づいているのかな?
あんたみたいなジジイは相手にしないわよっ。
って感じなのかな?
いや、違う。
その女性も誰かをみている。
道路の向かいの30代くらいのスーツリーマンだ!!
えっ。
なになに?
みんな暑さでどうしちゃったの?
恥じらいもなく、性的な対象を見続けるなんて情けない!!(人のことは絶対に言えない。)
しかし、目っていうのは正直だ。
見たいものしか見たくないものね。
美味しそうなもの、可愛いもの、性的対象。
やっぱこの三つが大きいかな?
じゃあ、外の世界でよく目が合う人と、やろーと。
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