僕は相変わらず、推しのTwitterをみていた。
推しの人は人気者で、Twitterで知り合った方達、数人と集まっていた。
僕は二人だったら何回も会ったことがあったけど、三人以上で集まったことはない。
僕は集まりたいって思っているけど、向こうの二人が会いたいとは限らない。
推しの人はたくさんの人と一度に会って、どうなったんだろう?
推しの人に対して性的な気持ちを抱いている人が多いはずなのに。
どうかわしたんだろう?
それとも…。
僕は思い出したんだ。
数年前、僕がよく行っていたゲイバーの集まりで泊まりで海に行ったことを。
そこのゲイバーのマスターに僕は食べられたんだ。
だから海に行くことになったんだけど。
問題はそこから。
ゲイバーのスタッフや常連のお客が参加した。
常連のお客の中に、すごくカッコいいお兄さんがいたんだ。
僕は年上好きだし、その方は年下好きだし、僕は期待してしまった。
最初は緊張して離れていたけど、どうやったらそのお兄さんに近づけるか、僕は考えた。
海で泳ぐときは、あまり近付かず、狙いを銭湯に絞った。
僕はお兄さんと銭湯の時間を合わせた。
同じ湯船に入る計画で。
お兄さんは銭湯で体を洗うと、湯船に浸かった。
僕は偶然を装った。
お兄さんと世間話をした。
お兄さんは僕が年上好きって、ゲイバーの誰かから聞いていたらしい。
なかなか湯船からお兄さんは出ようとしない。
他の人たちが続々と銭湯から出ていった。
僕とお兄さんが湯船で二人っきりになった瞬間、お兄さんは僕の股間にイタズラを仕掛けてきた。
僕は大きくなったので、身動き取れない。
着替え室で誰もいなくなった瞬間、僕は慌ててタオルで体を拭いて着替えた。
ご飯を食べるときも、夜の散歩も、ずっとお兄さんといた。
だけど、ゲイバーのママからの視線を感じた。
僕はいけないことをしているような、でもやめられないような。
寝る時も、お兄さんの寝ているところに行ってしまった。
イチャイチャするのが、楽しかったからだ。
次の日も、ずっとお兄さんといようと僕は思っていた。
翌日、昨日とは打って変わって、お兄さんは僕を避け始めた。
えっ。
昨日と全然違う。
お兄さんはずっと誰かと電話をしていた。
ゲイバーの人に聞いたら、彼氏らしい。
なんか彼氏が怒っているみたい。
昨日、連絡をしなかったからなのだろうか?
それから僕はみんなで車で帰る時まで、お兄さんとまともに会話ができなかった。
でも、昨日あんなにイチャついたんだから、僕はホテルに行って濃厚なエッ◯がしたいと思っていたし、向こうもそうなんじゃないかと思っていた。
連絡先を交換しないまま、まともに別れの挨拶もしないまま、お別れをしてしまった。
彼氏がいる人に熱くなる僕がいけないんだけど、本当に悲しかった。
あんな思い、もうしたくない!!
あれ?
話が長くなってしまった。
だからね、二人以上で会うことこういうことになるみたい。
僕の場合。

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