やっぱ僕は恋愛無理だ。
このセクシャリティーだからじゃない。
向いてない。
駆け引きみたいなまわりくどいことが。
僕はTwitterの推しの人が唯一気になっていた。
DMのやり取りもよくしていた。
「今度遊びましょう!!」
「もう会った時、抱きしめてくださいよ〜。」
「えっ。好きなのは、◯◯さんだけですよ!!会いましょう!!」
こういうやり取りは頻繁にしていた。
僕は気づいていた。
推しの方に流されているだけだということを。
そのモヤモヤが嫌だったので、思い切ってLINEのアドレスを一方的に僕は推しの方に教えた。
僕に興味がなかったら、LINEは拒否してくれるんじゃないかと期待したからだ。
そう思ったのに、LINE交換はすんなりしてくれた。
ん〜。
どうなんだろう。
チャンスはあるのか。
遊ばれているのか。
メッセージのやりとりだけでは、何を考えているのかわからない。
誰にでも仲良く接する社交辞令感しか、その方に感じないのだ。
だから僕はこの方が本当に存在する方か、気になり始めた。
もしかしたら、ゲイになりすました女性ということもある。
自撮りはされているけど、自分じゃない他人の可能性だってある。
これを打破するためには、通話しかない!!っと思った。
僕はお願いした。
「LINE通話しましょう!!話してみたいです。」
「えっ。そんなもしかしてリョウタくんは俺に下心でもあるの?」
こっちが「えっ。」になる。
ある程度メッセージのやり取りをたくさんしてきて、今更下心がある?みたいなことを聞かれると、こういうやりとりが無限ループするとしか考えられない。
ああ。
終わった。
そこから僕の想いは砕けた。
なんのためにこの人とたくさんメッセージのやり取りをしていたんだろ。
僕って馬鹿みたい。
大切な時間をこんなことに。
愛は消滅した。
ドジュー。

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