お腹が空いて、冷蔵庫をガサガサしていたら小さい頃を思い出した。
僕が小さい時、家にはあまりお菓子がなかった。
ポテトチップスを食べたりするのは、決まって友達の家。
家で食べたことはない。
お菓子は、全部お母さんの手作りだったんだ。
でもお母さんも毎日家にいたわけではない。
僕が学校から家に帰ってくると、誰もいない。
留守番は大丈夫だけど、お腹がすく。
グー。
冷蔵庫の中を漁り、食べれるものを探す。
ハム、ちくわ、チーズがあったので、バレないように一本ずつ食べる。
一本食べて、部屋に戻ったらまた食べたくなった。
また冷蔵庫に来て、一本食べる。
部屋に戻る。
あと一回だけあと一回だけと思っていたら、全部食べてしまった。
お母さんが帰ってきて、夜ご飯の準備を始めた。
「まあ!!ちくわがない!!今晩のおかずにしようと思っていたのに!!」
問い詰められて、怒られはしなかったと思うけど、小学生〜中学生くらいまではこんなことばっかりやっていた。
ど、泥棒だ〜!!
この話面白いから、今度お母さんに会ったときにしてみようと思う。
そんなこと言っていたら、お腹が空いた。
てかポテトが食べたい。
マクドナルドのポテトが!!
コメント